|
4.本体引き下げ作業 |
本体引き下げの剪定とは、樹木、庭木本体の高さを下げる作業の事です。
例えば、高さ5メートルの庭木を3メールまでにしてほしいと依頼があった場合、本体引き下げの剪定作業となります。
本体引き下げの剪定作業は、幹を含めた剪定作業となるため、また、チェンソーを利用しての作業となる場合があり、安全が手バサミ剪定より求められる作業となります。
作業手順や方法も様々で、基本として、幹を切る場合、ロープなどを活用して、地上へ落下する衝撃を抑えるなどの方法を使って安全に作業します。
また、剪定ゴミも手バサミ剪定より多いため、作業費、剪定ゴミ処分費が高くなる場合があります。 |
|
|
幹本体を引き下げる場合は、切り落とす幹と残す幹をロープで固定します。切った幹の急落下を防ぐために必要な対処です。 |
|
|
|
5.応用 |
樹木、庭木によっては、また季節によって様々な剪定の方法が求められます。
塩田剪庭園では、樹木の医者として、通常の手バサミ剪定では補えない剪定技法が必要となった場合、松の剪定技法、または樹木の医者としての医術を利用しての剪定作業を行う場合があります。
たとえば、コウヤマキの剪定作業では、マツの剪定作業の技法を利用する時があります。
これは塩田剪庭園ならではの作業技法となります。 |
|