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3.樹木治療 |
樹木治療は様々な種類、方法の治療方法があります。
軽度の内科処置から、炭など自然の素材を使った内科治療、または予防、化学療法による治療、また樹木外科手術もあります。
多数ある樹木治療を樹木内科治療、樹木外科治療の2種類に分けてご紹介しましょう。 |
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3−1.樹木内科治療 |
樹木の健康被害の発生は『秩序型』と『無秩序型』の分類に分けることが出来ます。
樹木内科治療の治療とは、まず樹木診断等で、『秩序型』と『無秩序型』のいずれなのか、どのような被害状況なのかを知り、樹木本来の正しい木の形・枝の方向などに回復させることや、樹木の体力を回復させることを中核とした治療を実施します。よって、樹木内科治療は大規模な工事を用いず、最小限の規模で、かつ経済的で、そして、なるべく自然に近い状態で樹木を蘇生させる治療を実施します。
主な治療内容としては、「傷口の癒合」、「こぎの摘出治療」、「枝の矯正」、「土壌改良」、「根の再生」、「施肥、トリカルパイプなどの設置による施肥処置」などがあります。
樹木外科治療より、樹木内科治療のほうが作業量は多く、軽度なものから重篤なものに対する治療など、多岐にわたります。
これまで実施した代表的な治療として、マツ保護から、ナラ枯れ対策、他の造園業者がでたらめに剪定した松などの治療を実施しました。 |
高齢者団体の方がでたらめにマツを剪定して、枯れそうになっていた処置も経験あります。軽度の傷口癒合等も樹木内科治療のひとつです。 |
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