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私こと塩田剪庭園の代表・塩田が修行時期(17歳)、初めて剪定した植木はアカマツとクロマツで、芽摘みの剪定から始まりました。
そして数ヵ月後に、広島県広島市安佐南区長束にある、天然記念物に指定されているクロマツの樹木外科手術に参加・経験をさせていただきました。
17歳で樹木外科手術を経験した人は全国でも私しかいないでしょう。 |
暑い時期にはアカマツの本手入れを経験。さらに数ヵ月後の冬、クロマツの本手入れに加えて、枝の矯正処置を経験しました。枝を針金や竹などで良い方向に向けるのは難しくて、大変でした。
このように、マツとは非常に付き合いが長く、深くあります。
マツの治療から経験、薬剤散布(消毒)、寒肥など、マツのありとあらゆる技術を積み重ねていることから、塩田剪庭園の剪定技術は日本で最高水準を持っていると言われている次第です。 |
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ただの自慢話しにしか、聞こえませんね。 |
国の名勝・縮景園や様々な現場で剪定を経験しましたが、正しい剪定をする人はわずかで、シルバー人材センターや、ほとんどの人や業者は間違った剪定をしています。
マツの剪定でも、正しい技術を身につけていない人が行い、哀れなマツを何度も見かけます。現在では、縮景園のマツも間違った剪定をしており、哀れな姿となっています。
せっかく残すべき自然を人が汚す。本当に残念なことです。
こうした間違った者の姿を見てきたことからも、マツの保護、自然保護には、かなりの執着と信念を持っています。 |
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1.塩田剪庭園とマツの関係と付き合い・第1章 |
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